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双極性障害 いわゆる躁うつ病の病気のタイプと特徴のまとめ

      2013/12/08

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ストレス社会の現在、うつ病にかかってしまう社会人の方が増え、自殺される方が急増しています。

そこで、双極性障害、旧名称の躁うつ病のとうつ病の違いを説明すべく、まずは双極性障害(躁うつ病)について特徴や発症しやすい性格やその頻度について簡単に説明します。

 

双極性障害(そうきょくせいしょうがい、英: bipolar disorder)は、躁状態(躁病エピソード)およびうつ状態(大うつ病エピソード)という病相(エピソード)を繰り返す精神疾患であり、気分障害の一つである。統合失調症と並び、二大精神疾患と言われている。古い呼び名では躁うつ病あるいは他の名称として双極性感情障害とも言う。

双極性障害 – Wikipediaより引用

躁うつ病の病型

うつ病イメージ画像

 

①両極型

躁とうつが両病相が出現する型で躁病相とうつ病相が循環するものがあるが、うつ病相が多くときどき躁病相を混じる場合が多い。

各病相の間に正常な間欠期を挟むものと直接躁からうつあるいはうつから躁と転換するものがある。

②単極型

躁またはうつのいずれかの病相のみが出現する。
1.単極型躁病(きわめて稀である)
2.単極型うつ病(躁うつ病においてもっとも多い)

初老期うつ病:45歳以降に身体的・社会的背景のもとで発病し、症状は不安・苦悶を強く訴え、激越性であることが多い、また心気的・微小妄想も多いく自殺の危険性は低い。

 

③混合型

躁とうつの両病相の症状が混在している状態をいいそれ自身が長く続くこともあるが躁からうつまたはうつから躁の移行期に短期間みられる。

④激越性うつ病

抑うつ気分が基本にあるが焦燥感がつよく、多動や興奮を示す。混合型と考えれる場合もある。

 

■躁うつ病の病型と経過

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双極性障害(躁うつ病)の特徴

  1. 内因性精神病である。:発症に遺伝的要因が発症に関与しているものと考えられている精神病、精神病分裂病、躁うつ病が含まれる
  2. 気分障害(病的気分)であり、相反する抑うつ気分と高揚気分を主症状とする
  3. 典型的経過では常に明確に区切られた病相期がみられる
  4. 病相期の持続時間は平均6~12ケ月、(躁相が1~2カ月、うつ病相3~6カ月(うつ病相が長い)また加齢とともにうつ病相は長期化する
  5. 間欠期は正常である
  6. 間欠期の長さは数日から数年とまちまちである
  7. 予後は良好であり、本質的な人格変化を伴わない

 

双極性障害(躁うつ病)になりやすい人の年齢などの特徴

年齢や割合

  1. 一般人口の出現頻度0.5%程度で、女性の方が多い
  2. 一般に中・上流階級、知識階級に多くみられる
  3. 20歳代が最も多く、40~50歳に初発するものが多い

 

体型と病前性格

  1. 定型的な躁うつの波を繰り返すものでは、約70%がふとり型体格である
  2. 躁うつ病の遺伝圏にあるものの性格特徴としては、循環気質または循環病質のものが多い
  3. 躁うつ病者の93%に凝り性、熱中しやすい、義務感が強い、ばか正直など執着気質が見られる

 - 心理学・精神医学

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