脈拍を触れることができる動脈と心拍数の増減に関わる因子 公開日:2014年3月12日 評価・検査方法 心室収縮期による圧が大動脈起始部に伝えられ,血液が大動脈から末梢動脈へと伝えられる。同時に内圧の高まりも波となって血管にそって末梢へ伝播される。 これを脈拍という。 脈拍を触れることのできる部位を脈点という。主要な脈点を […] 続きを読む
刺激伝導障害の心電図の異常所見の特徴 公開日:2014年3月10日 評価・検査方法 洞房ブロックの心電図の特徴 洞結節自体は規則正しく興奮しているが、その刺激が心房へ伝わらなくなった状態。 洞停止:一過性または持続的に全く活動しなくなった状態をいう→房室接合部性調律も消失している状態。 特 […] 続きを読む
[心電図付き]異所性刺激生成異常の特徴一覧 公開日:2014年3月8日 評価・検査方法 ①発作性心房頻拍(PAT) 心房内に突然異所性刺激発作源が出現し、その自動能の亢進により、洞結節ペースメーカーを超えて歩調とり機能を横取りした状態で、P波はⅡ、Ⅲ、aVFで陽性となる。 発作性心房頻拍の特徴 […] 続きを読む
刺激生成異常による洞頻脈、洞徐脈の心電図の特徴 公開日:2014年3月6日 評価・検査方法 刺激生成異常での洞または正所性刺激生成異常についてできるだけわかりやすいように、シンプルに解説します。 洞頻脈の心電図波形の特徴 心拍数が100BPM以上であるが、正常P波、QRS […] 続きを読む
胸部誘導の見方と波形から読み取る心臓疾患 公開日:2014年3月4日 評価・検査方法 胸部誘導は、心臓の電気的誘導を水平面に投影して異なった場所から順次に眺めて、全体的な電気現象を構築する V1:第4肋骨間胸骨右縁(第4・5肋骨間) V2:第4肋骨間胸骨左縁(第4・5肋骨間) V3:V2とV4の中点 V4 […] 続きを読む
標準12誘導心電図とは?双極誘導と単極誘導の違い 更新日:2014年3月4日 公開日:2014年2月28日 評価・検査方法 刺激伝導系の伝達経路と心電図からちょっとだけ深く掘り下げてみたいと思います。 ただ、これだけみれば心電図を読めるようになるというものではありません。このまとめをみて、大まかに把握した上でしっかり勉強されると […] 続きを読む
心臓の刺激伝導系の伝達経路と心電図から読み取れるデータ 更新日:2014年2月28日 公開日:2014年2月10日 評価・検査方法 今回は心臓の刺激伝導系についてまとめてみます。 簡単に言えば、心臓のドクンドクンという定期的に脈打つリズムが心臓の筋肉にどのようにして行われているかというシステムのことを指します。 文字にすると分かりにくいですが、どこか […] 続きを読む
心臓の拍出量と内圧変化はスターリングの心臓の法則に従う 公開日:2014年2月3日 解剖学 (1)等容性心室収縮期 心室収縮が始まり房室弁は閉鎖するが、心室容量は変わらずに(等容性)圧縮を受ける。 心房筋の興奮が心室に達し(心電図QRS波)、心室が収縮をはじめると心室内圧が上昇し、同時に房室弁(僧帽弁/三尖弁) […] 続きを読む
心臓の解剖・生理学 体循環(大循環)と肺循環(小循環) 公開日:2014年1月16日 解剖学 大循環と小循環の血液の流れと血液路では、その血液の流れと経路ついてだけ簡単に解説しました。 今回はもう少し踏み込んだ内容について、肺循環(小循環)と体循環(大循環)系とに分けて、その解剖学的な特徴を解説します。 続きを読む
心筋と骨格筋の違いと刺激伝導系の伝導経路 更新日:2014年2月3日 公開日:2014年1月16日 解剖学 心筋線維は骨格筋頭どう違うの??? 心臓の大部分を占める心筋層には心臓の収縮・弛緩の原動力である心筋線維がある。 この心筋線維は骨格筋と同じく規則的でA帯、I帯、Z帯による横紋構造であるが、下記の点で骨格筋とは異なってい […] 続きを読む