咽頭の機能と長さなどの解剖学を看護学生用まとめ

解剖学

いわゆるのどは鼻腔から気管・食堂の始まりまでを言いますが、医学的には咽頭(いんとう)喉頭(こうとう)に分けられます。

ここでは咽頭についてまとめています。

 

咽頭は気導の一部をなしており、咽頭までを上気道、気管より先を下気道といいますが、文献によって若干の違いがある場合があるので注意してください。

 

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鼻部(上咽頭);鼻腔後方

後上壁:咽頭円蓋粘膜下には咽頭扁桃

側壁 :耳管扁桃で囲まれる耳管咽頭口があり、耳管によって中耳と連絡する。

左右の後鼻腔をもって鼻腔に続く最上部で外側壁には中耳に続く耳管咽頭口が開いている。その周囲には耳管扁桃があり後壁には咽頭扁桃がある。

口部(中咽頭)

口蓋から喉頭蓋までの部で、前方で口峡から口腔へと連なる。

口峡:口蓋舌弓と口蓋咽頭弓の間の部

咽頭扁桃+口蓋扁桃+耳管扁桃+舌扁桃→ワルダイエルの咽頭輪
(細菌が気道や消化管へ侵入するのを防いでいる)

口峡をもって口腔に続く部で口を大きく開けばその後壁が見える。食物を嚥下する際には、口峡に張る口蓋帆が緊張して咽頭鼻部と口部とを一時遮断する。

喉頭部(舌咽頭)

上方:舌根部→下方:咽頭の輪状軟骨下縁

咽頭の最も下部でその前壁から気道である喉頭が起こる部位(C4~C6)。
咽頭の粘膜上皮は鼻部では多列線毛上皮であるが、その他は重層扁平上皮で、粘膜下にはところどころに混合腺である咽頭腺が存在する。

粘膜下には骨格筋層があり、これは輪状に走る咽頭収縮筋と縦走する筋とからなり、嚥下運動にあずかっている。

clip_image002イラスト解剖学より引用

咽頭と喉頭はいずれも第6頸椎の高さで終わり、それぞれ食道、気管へと移行する。

咽頭の機能と長さ

機能…食物の通路の一部をなすとともに気道の一部をもなしている。

長さ…約12cm

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