すい臓の形の分類(膵頭/膵体/膵尾)と大きさの解剖学

解剖学

すい臓の形と大きさ

  • 横に細長い長さ14~16cm、幅5cmの器官
  • 第1~2腰椎の高さ、オヘソ位にある
  • 薄い結合組織に覆われ、この結合組織によって腹腔の後壁に直接固定される。

膵頭、膵体、膵尾の3部に区分され、以下にその詳細を説明します。

①膵頭 すい臓の頭の部分

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1.膵頭 2.鈎状突起 3.膵切痕 4.膵体 5.前面 6.下面 7.上縁 8.前縁 9.下縁 10.小綱隆起

11.膵尾 12.十二指腸

 

右端の膨大した部分、十二指腸のC字状の彎曲にはまり込んでおり、後下方へ向かって突出する鈎状の部分を鈎状突起という。

 

 

②膵体

膵頭につづいて、脊柱の前を左方へ横走する部分のことを指します。

膵頭と膵体の間に下縁に膵切痕という切れ込みがあり、上腸間膜動・静脈がここを通り鈎状突起の上に出る。

 

膵体は3面、3縁に区別する。

(1)すい臓の前面

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前上方に向かい、網嚢を隔てて胃の後壁に接する。

一般に膵頭に近い部分は前上方に向かい高くなり、小網隆起を作り、胃の小彎に対する。

 

(2)すい臓の後面

平坦で弱い結合組織により後腹壁に直接接するので、壁側腹膜に覆われない。

後面の上部には膵動脈によってできた横溝がある。

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(3)すい臓の下面

前下方に向かい、非常に狭く、ときに欠如することがある。

前面、下面は壁側腹膜に覆われる。

 

 

(4)前縁、上縁、下縁の3縁

前縁は、やや鋭縁をなし横行結腸間膜が付着する。
上・下縁は、鈍縁となる。

 

③膵尾

膵体に続いて最も左方に伸びた細い部分 左端は鈍い先端となり、膵臓の横側面のほぼ中央に達する。

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