膵臓の動脈・静脈と神経とリンパ管の走行のまとめ

解剖学

膵臓の脈管、神経について、主要なところを解説します。

糖尿病などにも関わる部分ですので、医師だけで泣く従事者全員が必須の最低限必要な知識です。

 

 

膵臓の動脈と静脈の種類

3方面からくる

①上膵十二指腸動脈

総管動脈の枝である胃十二指腸総脈の枝であり、膵臓前面を走ったのち上方から実質に入る。

 

②下膵十二指腸動脈

上腸間膜動脈の枝の動脈で、膵頭の後縁に沿って上行し、実質中に入り上膵十二指腸動脈と吻合する。

 

③脾動脈の膵枝

3~5本あり、膵臓の後上縁および上縁に分布する。

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膵十二指腸静脈と膵静脈の走行

膵十二指腸静脈は、上・下膵十二指腸動脈に伴って、門脈に入る。
膵静脈は、後面の脾静脈に入る。

 

リンパ管

ほぼ4方向に出る。
第1:腹腔動脈根にある腹腔リンパ節に入る。

第2:脾臓のリンパ管に連結
*上腸間膜動脈に沿うリンパ節および上腹部の全てのリンパ節に関係する。

 

 

 

膵臓の神経分布

  1. 腹腔神経叢(交感神経)から無髄神経線維が直接分布。または、肝神経叢、脾神経叢からの線維とともに膵臓に入る。
  2. 迷走神経(副交感神経)は、胃壁より幽門壁および十二指腸壁をへて膵臓に入る。
  3. 分泌神経線維は、上膵十二指腸動・静脈に沿って走るという。
  4. 小葉間結合組織内には交感神経節細胞を認め、また知覚神経終末として層板小体を認める。

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